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舞台「A3 MANKAI STAGE Spring&Summer2018」 感想Ⅰ

舞台「A3 MANKAI STAGE Spring&Summer2018」 感想Ⅰ

 

6月29日 19時~の回を観劇してきました。

とても良かったので記事を書きたくて書きたくてうずうずしながら帰宅しました。

☆がっつりと舞台演出バレ含みますので、もうこの段階で公演バレは絶対嫌な方は読まないことをおすすめします!

とりあえず、バレ含むのオケマルー!っていう心にカズナリ・ミヨシさんがいらっしゃる方だけこのまま読んでいって下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

いざ!

ここ一年ほど2.5次元の舞台を見ていなかった私が久々に観劇して感激してしまった話。(以前は結構観劇してました)

 

劇場は天王洲銀河劇場。キレイな外観と、キレイな客席に広めの舞台。

私個人的には音良し、照明良し、どの座席からでも見やすいという点で好きな劇場です。(機会があれば劇場別おすすめポイント記事とか書きたいです)

さてさて、開場して座席に待機。私は三回席の最後列の真ん中。あまり経験しない座席ですが流石は銀劇最後列であっても見やすい。全景を観たい派の私は満足です。

(まぁ、役者さんの表情芝居までチェックしたい方はオペラグラスが必要ですね)

 

場内アナウンスの声が優しい。良い声である。

私の予想は松川支配人の声だと思います。(このアナウンス劇中にも使われるから本当に驚かされました)

 

開始5分前の前説のような場内アナウンスは多分日替わりなんだろうなぁと思います。

本日は三好一成さんご担当でハイテンションアナウンスがかわいくて、良くて、もう5分前から私のテンションかなり上がっていて、期待値もぐーんと上がりました。

開幕。

咲也くんの一人語りからオープニング。

皆さん踊る踊る。それ華やかにしなやかに、歌も歌っちゃう伸びやかに。

至さんもしなやかに華麗に踊られていました。

キャラクター、一人一人にスポットが当たりアニメのオープニングのようにただ魅入ってしまう、かっこいい演出は本当に見物です。

そして、オープニングが終われば春組のメインストーリースタート。

各々の入団時のお話は端折られていましたが、違和感がないように松川支配人が春組メンバーの入団理由の話をカバーして進みます。

春組個人のエピソードは監督と二人で語るという形で進んでいくんですが、

監督は今回実在せず、客席の監督に語りかけるという方法で進みます。監督さんは妖精みたいな存在でした。

この監督と語る際役者にスポットが当たるんですが、各々のイメージフラワーが背景に映し出されます。(夏組も同様)

本当に細かい。素晴らしいですね。感動しました。

そして、所々歌います。それはキャラクターの心情が表れなきゃいけない場面に絶対あります。どの曲も最高です。

メインストーリーは止まることなく続いてゆき、とうとう劇中公演日。

舞台で舞台をやるわけだけど、どういう演出をするんだろうと思っていました。ゲームの中でも、あまり深くは描かれていないだけに・・・・・・私の杞憂でした。

「舞台で、舞台をやってやりますよ!」

そんな声が聞こえてきそうな演出で

舞台で舞台をしていました。

公演衣装の再現度素晴らしいです。(夏組含め)

それもただのダイジェストではなくて、王道舞台を本当に凝縮した舞台。

歌、ダンス、殺陣。(あれ、これだけで1時間使っているのでは?と錯覚するような内容)

その重厚なものを見せられてしまって思考停止。

思考停止中に一幕、春組のターンが終了して休憩に入りました。

休憩に入っても思考がままならない程の満足感が押し寄せてくる。

まだ、2幕あるんだけどなと思いました。

では、夏組ターンスタート。

夏組はオーディションからスタート。

ここは各キャラの演技経験値の差が上手く表現されていて、震えました。

そこからはメインストーリーと春組同様に各々のエピソードは監督と語り、歌を交えながらテンポ良く進んでいきます。(重要な時には松川支配人が説明フォローします)

夏組はよく動く、よく座るといった印象です。

私は夏組の人たちがよく座るので座り方を観ていたんですけど、役者さんの解釈がとてもすごい。

天馬くんは自信満々に背もたれにもたれるように座るし、幸くんは少し内股気味で、三角くんは主に体育座り、カズナリ・ミヨシはよく足組むし、椋くんは自信なさそうに小さく座っていて私的満足です。(え、春組はと思いますよね。春組は私の記憶ではあまり座っていなかった印象です。基本立つか、寝るかだった気がします。春組は立ち方が良かったですね)

☆役者さんの感想は別に書きます。

ストーリーは進み、舞台の舞台がスタート。天馬くんのゲネプロでトラウマが蘇ってしまうシーンの作り方もなるほどなるほどと思いながら観てました。

舞台の舞台は春組の王道とは少し毛色が変わっていて、こちらも良かったです。

夏組は小道具、テンポ、ダンスっていう感じが素晴らしかったです。

またも思考停止するほど、舞台の舞台に魅入ってしまい

 

気づいたら、カーテンコール!!

 

おやおや、もうカーテンコールかと内心寂しさを感じ始めていた頃に

爆弾が投下されます。

まてまて、恒常SRお衣装ではありませんか。(公演衣装だと思ってました)

冨士原先生のデザインが神ですね。実写化を想定してのデザインですかといいたいくらいに役者さんが着て違和感全くなし。むしろおしゃれ。

そして、踊る、歌う、もう眼福でした。

「あぁーすごい、楽しかった」

よし、もう終わりかぁ。

突如、周りがざわついて、私自身は何が起こったのかわからなかったのですが、

横を向くと至さんがいらっしゃっておりました。

客降りって3階席にも

いらっしゃるんですか?

造形美とオーラが眩しかったです。

そして花型のペーパー?を蒔いていかれました。

私は座席的に頂くことはかなわず。

おや、またざわざわ

反対方向にはシトロンさんと松川支配人の姿が・・・・・・

客降りって3階席にも

いらっしゃるんですか?(本日二回目)

またも花型ペーパーには手が届かず、こちらも造形美とオーラが眩しい。

これはまずい、本当に2.5次元の世界に来てしまった。

本日三回目の思考停止。

カーテンコールが終了し、幕が下りた舞台。

拍手鳴り止まない劇場。

ダブルコールで出てきてくださったのは春組リーダーと夏組リーダーのお二人。

私はカーテンコールの役者目線なのか、キャラ目線なのか、それとも中間なのかという曖昧な立ち位置でお話しされる感じが大好きなのですが

このお二人はあくまでキャラとして出てきてくれたようです。

最後のあいさつで噛んでしまう天馬くんは最後まで俺様で、(噛んだのは)俺のせいじゃないとおっしゃる。それを優しくすみません俺のせいですってフォローしてくれる咲也くん。お二人にしびれました。最高です。

 

と、言う感じで終幕でした。

「さぁ、帰ろうかな」

まぁ、まてまて開幕アナウンスがあったろ。と、言わんばかりに聞こえてきたのは陽気なゆっくりとした声、そしてかわいい内容。

閉幕アナウンスは三角くんでした。

 

アナウンスを聞き終わって、会場を後にしましたが本当に満足感がすごいです。

お客様満足度は120%超えてくるんじゃないでしょうか。

ファンとしてもここまで細かくキャラクター解釈や演出に凝って頂けると嬉しくて仕方がないです。

 

秋組公演と冬組公演も今から楽しみです。

絶対観に行きます。

舞台全体感想として綴ってきましたが、忘れてはいけない

雄三さんと左京さんと迫田さんの話をするのを忘れていました。

ぐぐぐ

キャスト別感想も書きたいのでそちらに書きます。

 

あっという間の2時間の公演、感激の連続でした。

書いてすっきり満足です。(少し記憶曖昧部分もあります)

詳細を書きすぎるのはなんとなく気が引けたので大まかな感想ということで

読んで下さる方いらっしゃったら、長々とおつきあいありがとうございました。